不動産投資はサラリーマンであれば誰でもできます。
では、なぜサラリーマンならできるのか?
それは、手元にまとまった資金がなくても、融資をうけて不動産を買うことができるからです。
融資を受けられるというのは、サラリーマンの大きな特権なのです。
「融資」とはいっても、言い方を変えれば借金ですよね。
日本人の多くは借金に悪い印象をもっています。
特に古い年代の方に多いですね。
親兄弟であっても金の貸し借りだけはするな!
絶対に連帯保証人にだけはなるな!
借金をすると、怖い人が職場にまで取り立てにくる!
など、昭和の時代にはよく言われていたことです。
実は、「借金」といっても良い借金と悪い借金があります。
良い借金というのは、そのお金を使って自分の資産を増やす。
言い換えれば、投資をするために借金をすることです。
自分のお金だけではできない投資を、人からお金を借りて行う。
その結果、自分のお金だけではできなかった資産の拡大が可能になります。
個人だけではなく企業でも同じことがいえます。
ソフトバンクグループは18兆円の借金をしています。
金額だけ見ると、とてつもない借金のように思えますよね。
でも、この借金を元手に設備投資や新事業展開などを行っているので、前向きな借金(良い借金)と言えます。
一方、悪い借金というのは、自分の資産を減らし家計を逼迫させる借金です。
ギャンブルで負けを取り返すために借金し、さらに負けが大きくなる・・・などはその典型例ですね。
余談ですが、マイホームを買う為の借金(住宅ローン)や車を買う為の借金(マイカーローン)はどちらの借金でしょうか。
それは、悪い借金です。
マイホームやマイカーを買うことによって、家族のためにもなり心豊かな生活を送れることでしょう。
しかし、それらを買っても収入を生んでくれず、所有するだけで出費が増えていきます。
資産ではなくて負債ということですね。
では、不動産投資のための借金は、良い借金・悪い借金どちらでしょうか?
借金をすることによって、自己資金だけではできなかった大きな投資ができ、資産拡大スピードも格段に速くなります。
ですから、良い借金といえるのです。
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