多くの不動産投資家さんが、「自分が最初に買った物件は今の自分だったら絶対に買わない」と思うそうです。
実際、ぼくもそう思いますね。
不動産投資を志してからは、主に健美家(けんびや)で物件の検索をしていました。
すぐに家賃が得られるオーナーチェンジの一戸建て狙いです。
そして、
1.現金購入なので物件価格が低め
2.利回りが高めのもの
を探しました。
候補を3つくらいに絞り、最終的に選んだのは秋田県にある築古の一戸建て。
これは東京にある仲介業者から買いました。
オーナーチェンジで部屋の内観を見ることはできないけど、物件付近はgoogleストリートビューでくまなくチェック。
その物件は、駅前の商店街沿いにありました。
できれば駐車場付きが良かったけど、駅前だから電車が使えるし駐車場がなくても問題ないだろう。
2階建ての戸建てで、図面を見ると延床面積はかなり広そうでした。
おそらく、改修を重ねたのでしょう。
間取りは6LDKくらいはあったと思います。
1階の一部は店舗になっていて、入居者さんは何かの金型の設計をされているようでした。
ストリートビューで確認した時は花屋さんのようだったので、ここ何年かで入居者さんが入れ替わったのでしょう。
ということは、今の入居者さんはしばらくは住み続けるだろう。そう考えました。
色々と不安はあったものの、一刻も早く不動産投資デビューをしたかったぼくは、妥協にも似た気持ちで購入を決めたのでした。
そして・・・
あれから6年ほどは経ったでしょうか。
入居者さんはずっと入居し続けてくれています。
利回り18%超えで購入したので、投資分は回収したということになりますね。
不動産投資というものは、何をもって失敗したか成功したかという判断基準がありません。
購入当初としては不安もある物件でしたが、一度も修理依頼や家賃滞納もなく投資金額が回収できました。
ですので、失敗物件ではないのかもしれません。
しかし、同じような物件が他にあったとして、ぼくはもう買う事はないと思います。
その理由は以下の3つですね。
1.駐車場がない
覚悟して買ったわけですが・・・いくら駅が近くても、地方は車社会だということを改めて知りました。
今の入居者さんが退去して次の入居者さんを探すときには、駐車場がないのは大きなハンデになる可能性は高いです。
2.店舗は固定資産税が高い
店舗(非住居用)は固定資産税が高いです。
3.部屋が広すぎる
購入を決めたときは、価格の割に部屋が広い!と喜ぶ気持ちもありました。
しかし、家賃が低めの地方では、その広さがアダになることもあります。
面積が広い(部屋が多い)ということは、退去後の原状回復費もそれだけ多額の費用がかかるわけですが、原状回復費(修繕費)は都心でも地方でもそれほど差はありません。
ということは、何か修繕が発生したり退去後の原状回復をするためには、家賃の何か月分かかるのか・・・という心配があるのです。
これらの教訓、今後に生かしたいですね。
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